スクールオーナーが解説!!オーダーブーケとは?-大阪フラワーアレンジメントスクールSion-
人生最大のイベント・結婚式の中心に輝く花嫁を、さらに引き立てるのがオーダーメイドブーケです。そこでオーダーブーケの基本的な考え方や制作過程のポイントを解説していきます。あなただけのセレモニーだから、自分だけの特別なオーダーブーケで、一生に一度の結婚式を彩りましょう。結婚が決まり幸せいっぱいの今、素敵な結婚式を実現するためにこの記事を参考にしてみてくださいね。
結婚式とオーダーブーケ
結婚式の主役である花嫁に、なくてはならないアイテムがオーダーブーケです。ここではオーダーブーケのとらえ方や価値について具体的にご紹介していきます。
オーダーメイドブーケの考え方と基本
そもそもウェディングブーケは花嫁が両手で持ち身体の正面、おへそ辺りにくるようにします。つまり身体の中央に収まってきます。物や事柄には、何でも中心というポジションがあります。
ここを外すと、締まりなく違和感がでてきます… そういう意味で、ブーケも花嫁の中心にあり肝心要のアイテムとして花嫁姿を象徴するかけがえのない存在となってきます。また結婚式は花嫁にとって第2の人生の門出とも言えますから、この特別なウェディングアイテムをこだわることによって、オーダーメイドブーケを選ぶ価値が生まれます。
では、その価値を生み出すオーダーブーケの基本について主な3要素を解説していきます。これは、お花を飾るフラワーアレンジメントを作る上で重要で、ウェディングのブーケ作りにも欠かせないポイントです。
1.デザイン(ブーケの形、タイプ)
2.カラーコディネイト(花材の色合わせ)
3.マテリアル(ブーケを構成する花やリボンなどの資材)
個性を表現するデザイン
ブーケは使われる花の種類や色によっても印象が変わりますが、どんな形に組み立てるか、そのデザインもとても重要です。ドレスとの相性を考慮した上で、自分の個性を表現してくれるブーケのタイプや形を検討していきます。ここでは、主に挙式ブーケに選ばれるタイプ別、デザインをチェックしてみましょう。
- ラウンドブーケ:まあるい形でどのようなドレスにも似合うベーシックなブーケ
- クラッチブーケ:摘みたての花を束ねたラフな雰囲気で、カジュアルウェディングで人気
- クレッセントブーケ:三日月の形で、左右非対称にのびた花やグリーンが特徴
- キャスケードブーケ:ティアドロップブーケの裾を長くしたデザインが印象的
- オーバルブーケ:楕円形で、ラウンドブーケの愛らしさと大人っぽさが特徴
なんとブーケにデザインの名前が付いていて、初めて聞くとちょっと戸惑いませんか?
実際スクールでは、お花をアレンジしてその作品の季節やテーマ、設置場所に合ったデザイン学びます。例えば、お家の玄関に三角形のトライアンギュラー、オフィスの会議デスクにひし形ダイヤモンドシェイプ、誕生日パーティーの食卓に長円形なオーバル、受付にゲストの目を引く流線形のホリゾンタル、暑い夏に涼感を添えるエス(S)シェイプなどのカリキュラムがあります。
また応用編として、広い空間のホールに長さが違う不等辺三角形や、祝宴会に丸みを帯びた三角形とクレッセント形の半分を合わせたコンテンポラリーというお洒落で稀な形にもトライします。
このように様々なケースに合ったデザインをマスターしますから、技術や経験上、商品に留まらないアート性を帯びた、独自のオーダーブーケ制作が可能になります…
ちなみにスクールでアレンジを習得する過程や内容を参考までに下記サイトページをご覧くださいませ。
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デザインへの扉
花材の色合わせ
オーダーブーケを手配するときの花材の色の組み合わせのポイントをご紹介します。
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- 同系色の一色でグラデーション(濃淡)をつける
- 類似色の3色前後で変化をつける
- 反対色でモダンやドラマチックな組み合わせ
- 3色以上のマルチカラーの組み合わせ
最近ではスクールはもちろんフラワー業界のアレンジの色合わせもグッと良くなりました。
何より色彩理論を学んで履修する大阪のフラワーアレンジメントスクールは頼もしい存在です。
まずは気軽に一読できるおススメの記事から色合わせについて興味を持ってくださいね。
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フラワースクールの色彩1日集中講座
スクールの色彩センスとは
マテリアルの一致
自分らしいウエディングスタイルをより自由に表現できる今、ブーケにもその流れが来ていて、常識にとらわれない花材の組み合わせ、色や形を取り入れたブーケが続々登場しています。
だからと言って何でもアリなのでしょうか…
ブーケの花やドレスの素材や柄、ブーケに取り付けるリボン、花以外のオーナメント資材を一致させることは大切なポイントです。例えば下記のケースはチグハグで違和感がありませんか?
・ゴージャスなドレスやユリに、野の花風のマーガレット
・複雑なレース模様のドレスに、マルチカラーの花色
・優雅で上品なコチョウランとバラに、麻布のリボン
・モノトーンの花色に、ビビッド色のオーナメント
・真夏のヒマワリに、レザー素材のリボンアイテム
ルールを把握しながら意外性や抜け感を出したいなら、統一感を崩さない程度に外すことは良いかもしれません…
以上、デザイン・カラーコーディネイト・マテリアルの3つの要素にこだわり、オーダーブーケ全体をバランス良く制作できるのはスクールが発信するブーケだからこそ、実現します!
オーダーブーケを活かす結婚式の演出
価値あるオーダーメイドブーケを選ぶなら、その活かした結婚式の演出についてもぜひ考えてみましょう。
セレモニーでのブーケの持ち方
ブーケの持ち方の基本は両手で持つことです。肘を軽く曲げ腕は身体から少し離します。ゲストから見てブーケが身体の正面に来るようにしましょう。ただし新郎と腕を組んで歩くときには両手では持てないので左手で持つようにします。そして重要なことはブーケを持つ高さです。ブーケがおへそのあたりにくるように意識します。ブーケのボリュームのあるところがおへその位置にあると、ウエストがすっきりとして美しく見えます。また肩の力を抜き、背筋を伸ばして胸を張ることも美しい姿勢を保つうえで大切です。
ブーケ写真の撮り方や花嫁のポーズ
ウェディングブーケの写真撮影には、さまざまなポーズがあります。まず定番のポーズは胸の前でブーケを持つ方法です。これはブーケが主役でありながらも、花嫁のドレスの雰囲気が伝わる一枚になります。またブーケを腰のあたりで持つポーズは、ブーケが主役となり大きく撮ってもらうこともポイントです。さらにお顔隠しショットは最近人気で、ブーケを顔の前で持ったポーズが特徴的です。これら以外にも素敵なポーズがありますので、写真専門誌などを参考にして素敵な1枚を撮影しましょう。
披露宴でのブーケトス
ブーケトスは結婚式では定番の演出となっています。とは言え、生花でもアーティフィシャルフラワーでも、花嫁にとって特別なオーダメイドのブーケは何らかの形で記念に残したいところですね… ブーケトスもゲストのためにオーダーブーケを用意しておくのもお薦めです。では、その流れでブーケトス成功の秘訣を紹介します。まず事前にゲストに声をかけておくことが大事です。参加してくれる方には「遠慮せずにブーケをキャッチしてください」と念を押しておきましょう。
またブーケの投げ方の練習も必要です。ブーケトスを成功させるために、ゲストがキャッチしやすいよう、ふわっと高く投げることがポイントとなります。またブーケを受け取るゲストには、投げ手である花嫁の近くに立ってもらうようにしましょう。たいていの場合ブーケは遠くまで飛ばずに落ちてくるからです。
オーダーメイドブーケの価格
最後に気になる特別なブーケの値段ですが、一般にブーケの販売価格は2〜3万円が多いです。
オーダーメイドの場合は5万円前後から10万円位迄になるでしょうか。
完成度の高い特注になるためオーダーの内容や予算をご相談しながら決定していきます。
まとめ
今回はオーダメイドーブーケの基本的なとらえ方と制作に大切なポイントを、さらに結婚式でのブーケを活かした演出の仕方まで詳しく解説してきました。オーダーブーケは一生に一度の特別なイベントである結婚式を、華やかに彩り、かつ主役の花嫁にとって重要な意味合いをもつアイテムです。自分だけの特別なブーケを選び一生の思い出に残る結婚式を企画していきましょう。
大阪市北区西天満にあります「フラワーアレンジメントスクールSion」では、結婚式を彩る素敵なオーダーブーケのご注文を承っております。スクールのオーダーメイドだからあなたの希望に叶うデザイン、色、素材を主に、細部から全体にバランスがとれた完成度高いブーケをお届けできます。ウェディングブーケ手配を考えている方は、ぜひお気軽にお問合せください。
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